馬場文衛の人曼荼羅展鑑賞後記 2019・11・30
令和元年初冬、2019年11月21日(木)~30日(土)迄、川越にあるギャラリーR+で開催された馬場文衛曼荼羅展を鑑賞しました。
大変ユニークな個覧で、実に楽しい雰囲気でした。人物画を中心としていますが、それが尋常一様な人物画はでなく、先生の特徴的な表現手法である針金を使った人物表現は実に見事でした。
先生の言葉ですが、雲も石も、森羅万象 私には人に観える、とありますが、それが先生の真骨頂です。
先生は東秩父のご出身で、武蔵野美術大学をご卒業後、テレビ局に籍を置きながら作家活動をされ、更に画廊経営もされた地元美術界の重鎮です
そのお人柄がにじみ出た大人の雰囲気が楽しめる素晴らしい個展でした。 森 務