創展会員前田麻里さん活躍記
関東地方では梅雨明けも間近の7月初旬から千葉県船橋市の東武デパートで開催されている「千葉ゆかりの画家作品展」のご案内を頂いていましたが、7月7日の千葉日報の記事(7月7日から11日迄東武デパート船橋店6階で開幕した過去20年間の歴代担当画家の作品50点を出展、このカレンダーは気鋭の若手画家を積極的に採用しており人気のご当地画家が登場している。「絆」と題したこの展覧会は京葉銀行と東武デパートの共催、千葉のルーツ芸術に触れ地域への愛着が深まればとの趣旨である、作品の販売も行い収益の一部を県に寄付し芸術文化の振興に役立ててもらう、セレモニーで市原在住の前田麻里さんが画家を代表して挨拶したとの記事です。*著作権法に抵触するのでざっと小生の記憶で記述しました)と日経の記事(県内出身・在住の画家応援とあって内容は同じような記述。)を読んで益々地域社会に密着した前田麻さん(以後麻里さんと呼称)の地域社会貢献の姿勢が鮮明に映しだされた感じがして、同じ絵を描く仲間として嬉しく、誇らしく感じています。
創展の仲間、大凡100名の画家達はそれぞれ個性的な人が多く、多方面で活躍していますが、中でも麻里さんの姿勢の素晴らしさは、お父上(元創展会員、親子2代で会員)の影響が大なのかな?地域社会との絆をいつも意識し、ひたむきにこれを具現化している事です。地元では有名なことですが、お住いの千葉県市原市の地域活性化のイベント銀河への道でも画家として大きな役割を演じられる事を思い出しています。勿論、今回も以前からもTVでも大きく取り上げられています。単に人気作家の領域を出て、画家としての使命感、理念を内に秘めた麻里さんならではの優しいお人柄も周囲を巻き込む影響力を生む大きなファクターであろうと感じています。
ご紹介する嬉しい事柄がどんどん増えそうです、ちょっと脱線しますが、麻里さんの息子さん悠君の漫画「激辛課長第3巻」(講談社発売)が発売されました。麻里さんのごく普通の母親らしい喜びの声をお聞きしてこちらも嬉しくなっています。
残念ながら、閉塞感に押しつぶされそうな現在!コロナウイルス感染蔓延が止まりません!首都圏、大都市医療崩壊の不安も解消されません、肝心のワクチン接種もちぐはぐな報道で疑問だらけ?強行突破のオリ・パラ後の問題発生は本当に大丈夫?不安と閉塞感の増大するこの様な時に嬉しいニュースを聞くことが出来、ご紹介することが出来ることを幸せに感じていますが、断腸の思いで申し上げなければならない事があります。それは9月27開催予定の第55回創展秋季展を中止をご報告する事です!
従いまして昨年に引き続き、オンライン上で9月27日から12月31日まで「開催中止に依る特別展」を開催いたします!どうぞ創展ギャラリーをクリックしてご覧ください、出品作品の中から、美術評論家、勅使河原純先生の論評も数多く掲載いたします。
前田麻里さんの活躍記が又大きく脱線してしまいました事お詫び申し上げます。 森 務
2021年7月 森 務