日本アートパステル協会展鑑賞後記

第33回日本アートパステル協会展鑑賞後記

秋、恒例のアートパステル展が東京銀座画廊・美術館で10月15日(火)から20日(日)まで開催されます。

初日の15日、創展会友の佐藤道生氏が出品されているご案内を頂き、拝見しました。展示作品数は50点位でしたが、パステル特有の柔らかいタッチの作品が多く心地よい雰囲気で鑑賞出来ました。

佐藤氏の作品はF30号で、タイトル”三菱1号館”です。氏は1号館の重厚なレンガ塀に痛く興味をそそわれ、描きたいと思われて、現地で写生を重ねて作品を生み出しました。この作品では遠近感をどの様にして出すか?苦労したようです。結局は人物を小さく入れて物語と遠近感を両立させたようです。

佐藤氏は永年大手商社役員としてご活躍、海外駐在の経験も多く、一方画歴も長く、人物や海外の風景を巧みにパステル画に取り組み、第52回展創展で会友に推挙され現在に至っています。

ご高齢ながら,研究熱心さと溢れるばかりのバイタリテーには唯々感服するばかりです。

2019・10・15                          森   務